新園庭誕生!!
園舎横に園庭を作っていましたが、4月9日より園庭を開放しました。
園庭に関する考え方は人それぞれ違いがあるかもしれませんが、少し園庭に関して触れてみようと思います。
保育園にとって園庭は第2の保育室と呼ばれるように、子どもたちにとって重要な環境となります。
園舎設計と同じように園庭設計を考え、子どもたちの遊びの展開、動線を考えていく必要があります。
子ども同士が遊びを通してつながっていける環境、遊びが発展して遊びこめる環境。ワクワクドキドキする空間、落ち着く空間など、空間によって違いを作り出せる環境が理想的だなと感じます。
今回の園庭はもともと田んぼだったところを造成して、子どもたちにとっての園庭環境を作ってきました。
造成工事後、日陰ができるように木を植え、園舎増築時に掘り起こした土を利用して築山を作り、芝を貼り、砂場を作り、複合遊具を置くといったような環境を整えてきました。
樹木は日陰を作るとともに、自然を身近に感じてほしいという思いと、葉っぱや樹皮、そこに集まる昆虫や虫などにも興味を持ってもらいたいと思っています。
また、実のなる果実を植え、果実を見たり、嗅いだりして、成長を楽しんでもらえたらという思いがあります。
園庭環境はこれで終わりではなく、子どもたちの遊ぶ姿に合わせて、今後少しずつ変化を加えていけたらなと思います。
9日はとても天気がよく、園庭解放を心待ちにしていた子どもたちにとって、絶好の日になりました。
園長先生が挨拶をして、お経を読んで、お祓いをしてくれた後に、自由に遊びました。
遊具で遊ぶ子、砂場で遊ぶ子、サッカーをする子、鉄棒をする子と、いろんな遊びができる環境がまずはできたことに喜びを感じています。
子どもたちの楽しそうな表情を見ると、本当にうれしくなりますね。
やはり、遊具は人気があります。
お山に見立てたオリジナル遊具の大きな滑り台は、スリル満点で、すべってもよし、登ってもよしにしています。
よじ登ってお山のてっぺんに上がった時はとてもすがすがしい表情になっています。
砂場もやはり大人気です。
砂場は子どもたちのソウゾウ(想像、創造)力を高め、友達同士のつながりも生まれます。
サッカーや鉄棒も仲間同士で遊んだり、一人の世界でも遊べます。
これからもこの園庭とともに、子どもたちが大きく成長していってくれたらと思います。
ちなみに0,1歳児専用の園庭も芝張りを行いました。
張るのは苦労しましたが(腰が・・・(笑))、園庭も広くなったので、子どもたちも毎日走り回ってくれています。
芝の成長も楽しみですね。
保護者の皆様へ お帰り後等に遊ぶ際の注意点
①園庭の築山の芝はまだ完全に根付いていないため4月中は築山には入らないようにしていますので、芝生に足を踏み入れないようにご注意ください。
②砂場道具やボール等は保育中のみ使用するようにしていますので、お帰りの際等は使用にならないようにご注意ください。
③遊んで帰る際は、駐車場は専用駐車場には止めず、臨時駐車場をご使用ください。
④遊びが長時間になると、夕食や就寝の時間に影響することにもないかねないので、遊ぶ際は子どもと「お約束」をして、長時間にならにように注意しましょう。