運動あそび講習会
5月7日に体操のお兄さんが今年度初来園し、運動あそびを行いました。
今回は、とび箱、マット、フープを使用した講習です。
子どもたちは進級したクラスで、「今日は何をするのかな?」とワクワク、ドキドキ!!
まずはフープを使ってのジャンプ。
小さいフープは片足で、大きなフープは両足で跳びます。
リズムに合わせて、「トン、トン、トン、トン」とテンポよく跳べるかがポイントです。
子どもたちは結構上手に跳んでいました。
とび箱と組み合わせると、ジャンプの後にとび箱にとびのって前転します(3歳児、4歳児)。
最初は勇気が少しいりますが、思い切って「ごろん」と前転します。
ポイントは自分のおへそを見るように頭を内側に入れることです。
さらに発展させて、とび箱からとび箱へジャンプで移ります。 バランス感覚と体幹を鍛えることができます。
これも、勇気がいります。思い切ってジャンプして、うまく飛び乗ったときは、子どもたちも達成感を感じるようです。
「えいっ!」とこの飛ぶ瞬間はかなり集中した状態になります。この集中力がいろんなことに役立ってくるはずです。
ゴール地点で、一人がフープの中に入り、次のお友達を呼び、ゴールするのを見守ってから「ポーズ」を決めます。
今回は、仮面ライダー(?)のようなポーズ!! 「シャッキーン!」と決まってますね。
今回の運動あそびでは、①リズムで体を動かす ②パフォーマンスを取り入れる ③「止まる」をイメージする の3点を意識しています。
③の「止まる」は幼児の生活の中でもとても必要な要素で、どうしても体は流れてしまいがちな中、止まるがしっかりしてくるとすべての行動にメリハリがつきます。
いろんなことに機敏に反応することができ、脳→体への信号が伝わり、一瞬で反応できるようになります。
それにはやはり、遊びの中でのトレーニングが必要になるので、今回の講習もとてもためになるものでした。
子どもたちも毎日楽しんで運動あそびに取り組んでいるので、しっかりと定着させていけたらと思います。