積み木あそび楽しかったよ!!
6月13日(月)はきく組(5歳児)さくら組(4歳児)合同で、積み木あそびをして遊びました。
きく組は前年度も行いましたが、さくら組にとっては講師の竹田さんを招いての初めての積み木あそびになります。
大人数での活動でしたが、数もたくさん、種類もたくさんある積み木を使っての積み木あそびは本当に楽しかったようです。
園ではこの積み木あそびを保育に取り入れています。
積み木も園でも購入しているWAKU-BLOCKにこだわっています。
天然の木を使用した積み木で形もシンプル、大きさもちょうど良いです。
前年2月に園の保育参観時にご講演をいただいた和久洋三先生が開発したものです。
積み木は様々な形がありますが、計算上、最終的にはどれを組み合わせても同じ高さにそろうようになっています。
物事をイメージする想像力(imagination)、イメージしたものを形にする創造力(creation)、物事を立体的にとらえる力が養われます。
また、友だちと協同することで、一緒に物事に取り組む力も同時に養われます。
いろんな意味でこの積み木あそび意味のある、価値のあるものだと考えています。
もちろん、子どもたちはそんなことは考えません。 楽しいからやっているだけです。
楽しみながら、集中して取り組む。脳内ではドーパミンが激しく活動しているはずです。
まずはドミノに挑戦。みんなで協力してドミノを作っていきます。
途中、倒れてしまうこともありましたが、何とか途中で食い止め、完成させました。
合図とともにドミノが倒れていく様子を見て、子どもたちも大喜びでした。
ドミノの後は自由に製作をしてもらいました。やってみたいということを形にする活動です。
子どもたちの様子を見ると、あまり悩んだり、手を止めたりすることはなく、とにかくやってみる、とにかく形にしてみるという姿が見られます。
ここが大人と違うところですね。構えない。
自分のイメージしたものを形にする。次から次とどんどん作っていきます。
積み木をある程度作ると、色つきの板とカラービーズを配りました。
カラービーズは子どもたちは飛びついて取りに行きます。子どもたちを虜にする何かがこのカラービーズにはあるようです。
球体であること。大きさが小さいこと。穴が開いてあること。色がカラフルであること。特徴としてはこういったものですが、子どもたちを夢中にさせます。
遊び方もいろいろで、作った積み木に組み合わせて使う子もいれば、ビーズだけを集めて楽しむ子もいます。
同じ色だけを集めて楽しむ子もいます。
また、色つき板も大好きです。
こちらも相当研究されているのでしょうが、組み合わせることで様々な形に変身します。
色も有彩色から無彩色までさまざまです。
子どもたちの作った積み木も、この板を組み合わせることで作品へと仕上がっていきます。
最後に全体を見渡すと町に変化していきます。
自分が 作ったものを他の子どもたちが作ったものとつなげたりしていくと、町の一部になっていく。
みんなの力で、大きな力へとつながっていく。そんな様子が見られます。
とても楽しい時間であっという間にすぎました。
片づけも遊びのひとつです。同じ形を集めて組み合わせていくので、片づけも楽しんで取り組み、あっという間に片付けが終わりました。
日々の遊びの中でも取り入れているので、こういった能力をこれからも伸ばしていってもらえたらなと思います。